【行政書士試験】フォーサイト教材レビュー前編【忖度なし】
本記事では、 フォーサイトの教材についてレビューします。
当ブログでは、各予備校のアフェリエイトを掲載する気は全くないので、
忖度なしで、正直に書いていきます。
(追跡型の広告についてはすみません)
通信講座を迷われている方
既に受講を開始された方
はじめに
結論から申し上げますと、
フォーサイトの教材のみで合格できます。
私は、判例集と予備校模試以外については
全てフォーサイト教材で 記述抜き180点を取ることが出来ました。
(判例集については過去記事をご覧ください。)
インターネットでは、
「フォーサイトでは情報が足りないので落ちる」 という発言が散見されます。
しかしながら、それを気にする必要はありません。
私もネット上の情報に振り回され、
散々心配になり 何度も別教材でやろうか迷いましたが、結局何とかなりました。
たとえ教材に書いていない情報があったとしても、気になれば自身でインターネットで調べたり、道場破りの質問箱で質問したりすれば 問題なく解決できるはずです。
一見するとフォーサイト信者 のようにしか見えませんが(笑)
改善してほしい点も沢山ありました。
各項目ではそういった不満点も記載していきますので
是非参考にしていただければ幸いです。
テキスト
悪かった点:訂正箇所が多かった(特に民法)
フォーサイトは合格点主義 (高得点ではなく、基準点だけ取れたら良い)
を謳っていますが、
2019年度の第三者のためにする契約
2020年度の根抵当
といった、受験生を苦しめるやや難しめの論点も記載されています。
テキストは
の合計10冊です。
一冊一冊は薄いかもしれませんが、
合計10冊合わせるとページ数は相当なものだと思います。
しかしながら、 オールカラーで飽きが来なかったため、その点は良かったと思っています。初学者に向いている と謳うだけはあると思いました。
悪かった点は 訂正箇所が多かった点です。
特に民法は改正の影響もあり、 訂正作業だけで結構な時間を取りました。
訂正しても、また訂正報告があがるので、
正直、記載内容が心配になった箇所もありました。
そのため、民法だけはテキストの使用を なるべく必要最低限にして、
インターネットで調べながら学習していました。
また、民法は初学者であることもあり
どの点の どのようなものが どのように改正されたのか
が全くわからず、改正後の情報だけが身に付きました。
そのため、前提知識としての改正前の情報がないので、
ふわふわした覚え方で本試験に臨むことになりました。
(結局大丈夫でしたが・・・)
最後に、基礎法学のテキストは 一番最初に送付して欲しかったです。
(法律の学習をする際の いろは的なことも学べる科目なので)
過去問題集
悪かった点:解説がざっくりしている
ボリュームは丁度よかったです。
しかしながら、 解説がざっくりしていることが多々あり、
その際は判例集や六法、それでもわからないときは インターネットで調べました。
何度解いてもしっくりこない問題は、
道場破りの質問箱で質問をしていました。
質問回答は早くて翌営業日にもらえるうえ、丁寧でわかりやすかったので、
解説のざっくりさ加減は これでカバーできている印象でした。
DVD(講義動画)
悪かった点:テキスト以上の情報は身につかない
なお、DVDは全く使いませんでした。
理由は、道場破りで動画が視聴できるからです。
スマホで見るほうが圧倒的に多いので、DVDの出る幕はありませんでした。
道場破りについては後述しますが、
DVDの内容は 良くも悪くも、 テキストの内容を読み上げるだけという感じです。
声は聞き取りやすいのと、 余計な雑談がないのはいいと思いますが、
テキスト以上の知識は身につかない印象でした。
裏を返せば、 テキストに必要な情報がすべて記載されている
と考えることもできるので、 教材としては良くできているのだと思います。
以上が前編でのレビューとなります。
後編では、 直前対策問題集からレビューしていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!