【誰かに話したくなる】スーパーに関する雑学【5つ】
本記事では、学生時代スーパーでアルバイトしていた筆者が、スーパーに誰かと行った際、一緒に来た人にドヤ顔して話したくなるような雑学をお伝えします。
スーパーに関する雑学
1.「サミット」は「住友」の意味
全国で展開するスーパー、「サミット」は「住友」が由来です。
SUMITOMO→SUMMIT
「サミット」の名称は社名変更の際に、住友商事が英文電報を送信の際に用いる発信略号の「SUMIT」(SUMITOMOの最初の5文字)に1文字「M」を加えると、頂上を意味する「SUMMIT」となることから命名された。
出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サミット_(チェーンストア)
2.ビートルズの「Help!」は売り場レジ混雑のサイン
よくスーパーに行くと、ビートルズの「Help!」が流れていますよね。
これは売り場レジが混雑しているサインで、応援要請の為に流れているものです。
(BGMリンク)
3.無印良品は元々西友のプライベートブランド
現在世界中に展開している人気ブランド「無印良品」ですが、
元々はスーパー「西友」のプライベートブランドとして誕生したものです。
例えるなら、イオングループのトップバリュと立ち位置が同じだったわけです。
そう考えるとすごいですよね。
(参考)https://ryohin-keikaku.jp/corporate/
4.商品棚の配置は規則がある
牛乳、パン、豆腐、、、、いつも買う商品の棚ってやけに奥に置いてありませんか?
これは計算されているためです。
いわゆる日販品(日持ちのしない加工食品)は奥部に配置して、これらを買いに行く顧客の移動距離を伸ばすことで、店内の他の売り場に寄らせようとしています。
いわゆる「顧客導線」ですね。
マーケティングの基礎的な概念で、この考え方はコンビニやデパートでも同様に使われています。
(参考)https://www.nrc.co.jp/marketing/08-20.html
5.どこのスーパーもプライベートブランドを展開するワケ
イオングループの「トップバリュ」
セブン&アイグループの「セブンプレミアム」
は皆さんご存知かと思います。
これらはプライベートブランドといい、各スーパー(流通業者)が独自で企画、販売する商品のことです。
どこのスーパーに行っても、大抵ありますよね。
これらの商品群はスーパーが製造しているわけではなく、あくまで製造するのはメーカーです。
プライベートブランド展開をするメリットで最たるものは、広告費の削減です。
スーパーはどんなものが売れるのか情報を網羅しています。
そのため、売れ筋商品を的確に把握しているのです。
従って、モノを売るためにメーカーのように宣伝する必要がないため、削減した広告費の分品物を安く販売でき、競争力を得られます。
対し、メーカーはプライベートブランドがあることで不利益しか被らないのでは?と考えるかも知れませんが、メーカーも絶大な利益を得られます。
まず、生産ラインの稼働安定化です。
スーパーの名前を冠した商品を、メーカーの工場で製造することをOEM(original equipment manufacturer)といいます。
これをすることで、メーカーは生産ラインを安定的に稼働させることができ、
「思ったより売れず、作り過ぎてしまった分の処理に困る」
「生産ラインを動かす仕事がなくて困る」
といったメーカーの悩みが解消されます。
次に、売り場配置の優遇があります。
プライベートブランドをOEM生産するメーカーは、安定的かつ継続的な取引関係が生じます。
このことにより、メーカーは当該スーパーの売り場に安定的に商品を陳列してもらうことができます。
その点で、営業コストを削減するメリットがあるのです。
双方win-winなわけですね。
(参考)
http://www.monocoto.life/case/447.php
https://ecnomikata.com/ecnews/26544/
終わりに
スーパーのアルバイトの経験というよりは、筆者が大学で学んだ商学の知識ばかりでしたね(笑)
普段通っているスーパーですが、以上の知識を付けていくと、見方が変わるかも知れません。
歴史ネタが人気だったので、今後はスーパーの歴史ネタもやってみたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!