【10ヶ月で合格】行政書士試験【教材活用方法 前編】
本記事では、
私が使用した教材、その使用方法
について記載します。
・これから勉強を始める人
・過去問を最近時始めた人
・合格者の勉強方法を見てみたい人
目次は以下となります。
なお、私は通信講座のフォーサイトを利用しておりました。
従って、フォーサイト以外の教材はほとんど使用していませんでしたが、教材の使用方法については参考になる情報があるかもしれません。
ご参考にしていただければ幸いです。
1.テキスト
憲法、民法、行政法は3周
最初の1-2周の時は
「理解できず、なんとなくの理解であっても とりあえず次のページに進める」ことを意識して、
とにかく繰り返し読むことに注力しました。
優先度の低い 基礎法学、会社法、一般知識は1、2周で済ませました。
最初の1周目で完璧に理解することは絶対にできない
完璧主義を捨てて取り組みました。
最初の1周目で完璧な理解は不可能です。
とにかく、読み進めることが肝要です。
また、フォーサイトのテキストはカラーで見やすいのが好きでしたが、 民法については少々内容が頼りない気がしました。(どこが改正点なのかわからない)
そのため、載っていない箇所は自分でネットで調べてテキストに記入しました。
2.過去問
主要科目は徹底的に
過去問は、主要科目である民法、行政法は
特に徹底的にやり込みました。
繰り返した回数は以下の通りです。
過去問の使用方法
答え合わせをした後につける×、△、〇印に
以下のような定義付けをしていました。
正解したが、選択肢のうち
正誤について根拠が説明できないものが
1つでもある →△印
すべての選択肢について説明できるレベルにある →〇印
そして、
×、△の問題には付箋を貼り、 〇になったら付箋をはがす作業をしていました。
この作業で、苦手な分野が可視化されます。
最初は沢山あった付箋が減ることにモチベーションと自信が湧きました。
ここでポイントなのは、
とにかく過去問を 何度も回転することを目的にしないことです。
あくまで目的は苦手範囲の撲滅です。
何十回も繰り返している人を見かけた際、焦るかもしれません。
しかしながら、 精緻に繰り返すのでは6周ぐらいが限界だと思います。
気にする必要はありません。
3.判例集
使用したのは、
2020年度版 みんなが欲しかった!行政書士の判例集 [ TAC株式会社(行政書士講座)
でした。
購入した時期と検討するきっかけ
模試を受け始めた9月に購入しました。
購入を検討するきっかけは以下です。
・模試ではテキストで扱っていない判例が多かった
・過去問を解いていると、難解な判例問題が多かった
購入して感じたメリット
使用して一番助かったのは、類似の判例をまとめている点です。
特に民法では、似たパターンだけど結果が全く異なる判例が多いので、
比較して理解するのに非常に役立ちました。
教材編後編に続きます。