ベビーカーで高尾山に登ったお話【本当に登れました】
涼しくなってきたし、大自然に触れたい!
ハイキングしてみたいけど、小さな子供と一緒に行ける先なんてあるんだろうか。
と考えていた際
「高尾山であれば、ベビーカーでも問題なく登れる」
という情報を得たので、登ってきました。
結論から先にお伝えしますと
- ベビーカーで登ることは可能
(浄心門をくぐり抜けるルート) - ケーブルカー駅~薬王院本堂前 舗装されているため、非常に楽(本堂は階段不可避)
- 薬王院本堂前~山頂
階段はないが、でこぼこ道で大変 - 高尾山口駅着→山頂まで
約1時間30分程度
本記事は以下のような構成になります。
前提となる情報
プロフィール
事前学習に使用させていただいたブログ
当日のタイムスケジュール
12:40 高尾山口駅着
13:00 ケーブルカー乗車
13:07 高尾山駅着
(13:10-13:30 昼食)
13:30 登山開始
14:10 薬王院本堂前着
14:40 高尾山頂着
14:55下山開始
(15:20-15:40 本堂参拝)
(16:15-16:30 休憩、おむつ替え)
16:30 ケーブルカー乗車
16:37 清滝駅着
高尾山までの移動手段
道中についての詳細
駅構内については、以下にまとめます。
JR高尾駅のホームにエレベーターがなかったので、子供はベビーカーから降ろして、エスカレーターを使いました。
私は畳んだベビーカーを押してエスカレーターを使用しました。
また、京王線の乗り換え改札に向かうルートは階段を使わざるを得なかったので、
ベビーカーを持って階段を下りました。
高尾山口駅~ケーブルカー駅(清滝駅)
道が舗装されているので、スムーズに移動できました。
特に注意するポイントはありませんが、ケーブルカー駅前の広場の木に
ミツバチの巣があるので注意してください
(注意書きあり。ぶんぶん沢山飛んでいました)
ケーブルカー内
想像以上に車両が傾きます。
ベビーカーが転倒してしまいそうなくらい傾くので
私はベビーカーを畳んで、運転手席後ろのスペースに置きました。
ケーブルカー駅(高尾山)~浄心門
ケーブルカー駅のホームから出る際、階段が避けられませんでした。
それ以外は
・完全に道が舗装されている
・傾斜がほとんどない
ことから全く苦労しませんでした。
途中、絶景スポットがあるので景色を楽しみましょう。
道はこのような感じです。
なお、道は楽でしたが、子供がどんぐり拾いに熱中した結果
時間は大分かかりました(笑)
浄心門~男坂・女坂分岐
一つ目の分岐が浄心門です。
浄心門をくぐれば階段のないルートなので、迷わず門を通りましょう。
舗装されていますが、少しベビーカーがガタガタします。
男坂・女坂分岐~薬王院本堂前
二つ目の分岐となります。
石碑の左側が男坂(階段が見える)右側が女坂(緩やかな坂)です。
迷わず階段のない女坂を進みましょう。
最初は緩やかな傾斜ですが、徐々に険しくなってきます。
こちらも舗装されているため、特に苦労はしませんでした。
道中、アサギマダラが見れるスポットがありました。
薬王院本堂前~山頂
三つ目の分岐です。
本堂に続く階段を登るルートは、ベビーカーを押している以上、困難です。
どうしても参拝するのであれば気合で頑張りましょう。
(ちなみに私は山頂に行った帰りに、ベビーカーを持って階段を登りました)
本堂に続く階段
ベビーカーで行けるルートは、本堂に続く階段の下の道を少し先に行った
杉の木の後ろに続いている細くて狭い道になります。
この道を歩き始めて5分ほどすると、舗装が途絶えます。
写真のような砂利や木の根っこでデコボコする道が山頂手前まで続きます。
ガードレールがないので、子供を歩かせるのは少し危ないので注意しましょう。
キツさとしては、ここが本番という感じでした。
山頂
山頂はほぼ舗装されていました。
絶景スポットまで行くスロープはベビーカーで通りにくかったです。
登山を通して感じたこと
ベビーカーで通れる道は人が少ない
ケーブルカー駅~薬王院本堂前までの道は多くの人で賑わっていましたが、
薬王院本堂前~山頂までの道では、
人とすれ違うことがだいぶ減りました。
おそらく、他の道を使用している方が多いためだと思います。
加えて道も暗いため、下山はなるべく遅い時間にならないようにするべきだと感じました。
店は16時に閉まる
私たちは下山開始が15時前だったので
帰りに寄りたかったお店がことごとく閉まっていました・・・
だいたい16時閉店なようです。
なお、高尾山駅すぐの「高尾山スミカ」さんは営業していました。
アイスクリームのショコラミックスは絶品でした。
(アイスのコーン生地がクッキーのようで最高)
キャッシュレス導入情報
何店かはPasmo(Suica)で支払うことが可能なようでした。
モバイルSuica使用の方はお財布がなくても困らないですね。
私はなんでもSuicaで支払う主義なので嬉しい発見でした。
ケーブルカー・リフトの切符
「高尾山スミカ」
上述の「高尾山スミカ」さんもキャッシュレス決済できます。
山頂のお食事処
山頂でラムネを買ったお食事処もキャッシュレス決済可能でした。
トイレについて
おむつ替えスポット
・ケーブルカー駅出てすぐのトイレ
・山頂手前のトイレ
を確認しています。
実際に使用したのは、ケーブルカー駅出てすぐのトイレでしたが
クモの巣などがあり、ちょっと汚れている印象でした。
TAKAO 599 MUSEUM
すぐにトイレに行かなくても良いのであれば
TAKAO 599 MUSEUMのトイレが綺麗でおススメです。
ケーブルカーの清滝駅から徒歩5分程度でした。
営業時間は以下の通りです。
(4月~11月)
8:00~17:00 (最終入館 16:30)
(12月~3月)
8:00~16:00 (最終入館 15:30)
帰りが少し遅くなっても営業しています。
館内は無料で入場できますよ。
建物がすごくきれいで、芝生が広がっており、子供も走り回って遊べました。
高尾山の生き物の展示をしていて、
道中見た生き物の説明を見るのは
登山の振り返りになって楽しいですよ。
中にはカフェもあるので、ゆっくりと時間を過ごせます。
終わりに
事前情報通りにベビーカーで登ることができてホッとしました。
不安症な私は「山をなめるな」みたいな人に絡まれたらどうしようとか考えていましたが
実際は声をかけてくれる人は暖かくて優しい人ばっかりで
久々に人の温かみに触れられた登山でした。
「ベビーカーでは無理」
なんて先入観を持たないことが大切ですね。
東京近郊ににお住いの人はぜひ!
また登りに行きたいです。
(次はちょっと早めに行かなければ・・・)