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行政書士試験の合格点について【得点計画 前編】

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本記事では、
行政書士試験の合格点を説明します。 

この記事はこんな人におすすめ

行政書士試験勉強を始めたばかりの人

行政書士試験の合格点​​

行政書士試験は、 ​

300点満点のうち、180点(6割)​

 

を取れば合格する絶対評価の試験です。

相対評価で、毎年合格基準点が異なる
宅建試験等とは異なります。

繰り返しにはなりますが、
180点を取ってしまえば確実に受かります。

「6割かよ!4割間違えてもいいなら、なんかいけそう!」​

と思った方。

 

その通りですが、そんな甘くないのです。

その理由は、300点満点のうち、
60点を占める記述式問題の存在​
があるからです。​

​​厄介な記述式問題

この記述式問題、なかなかのくせ者です。
満点を取るのはほぼ無理です。

もちろん、部分点はもらえます。

​「部分点取れるならなんかいけそうじゃん!」​

​​ と思った方。

その通りですが、そんな甘くないのです。
その理由は、

​記述式問題の採点基準が毎年異なる​

 

​​ ためです。 したがって、

​マーク問題の平均点が低い年は
合格率の調整で、記述式問題の採点が甘くなり得る​

 

その一方で​

マーク問題の平均点が高い年は
合格率の調整で、記述式問題の採点が厳しくなり得る​

​​

ということです。

ゆえに、マーク式の点数が微妙な受験生は、
​まさに「まな板のコイ」状態になってしまうのです。​

おそらく、

・毎年、178点で落ちてしまう受験生が少なくないこと
・不合格者の大半が160~170点台であること

 

は、これが原因であると考えることができるわけです。

​したがって、確実に受かるためには

​240点満点のマーク問題で170点は取らないと危険

すなわち、
マーク問題で7割取る必要があります。

ゆえに、着地目標を180点にしてしまう落ちてしまう危険性が高まります。

そういう意味では、
絶対評価でありながら、 相対評価の性格も持っている試験
なわけですね。

そのために、
自身の得意・苦手科目を考慮したうえで、

どの科目で何問正解しなければならず
どの科目なら何問間違えてもいいのか?
学習の優先順位をどうするか?

 

といった
点数計画・学習計画
の立案 が重要になるのです。

前置きが長くなりましたが、
次回の記事では 具体的な点数計画の立て方について書いていきます。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​